ちゃんとやれ!

副業フリーランサーの飲み屋話

「誰かを信じてみる」こと、間口を広げることで新しい未来が見える

こんばんわ、スズキです。

今日は寝不足で、頭がしっかり働いていません。

どうして寝不足なのかといえば、こちら。

ブログ仲間にオススメしてもらった漫画を読んでいたら朝になっていた。

 

今までの自分ではありえなかったコト。

最近、ちょっとだけ間口を広げることにしたんです。

 

 

あなたは人を信じられますか

いかがでしょうか、人を信じることができますか??

信じられるレベルがあるのは承知の上ですが、人を信じられますか??

 

かつての僕は、人を信じることができなかった。

どうしても、自分が正しい、自分が一番と思うことが多かった。

高校を卒業して、働き出すようになってからは、それがより一層強くなっていた。

基本的に他人は他人、何を言われたところで自分の気持ちを信じる。

 

他人には何を言っても通じないから、やっぱり人を信じることができない。

そんな過去がえ僕にはあったんですね。

とは言っても、今でもなかなか素直に信じることができない。

 

どこかで斜に構えていたり、疑いの眼差して見ていたりする。

 

 

裏切られてきた過去

ある面において、僕はすごく細かい。

それが何かと聞かれると回答を導くのが困難なのだが。

特定の何かに限って非常に細かく追求してしまう。

その中に「約束を守る」ことがある。

 

約束は守って欲しいんです、特にすごく細かな点が気になってしょうがない。

遊園地に行くとしましょう。

10時に到着するように行こう、だから9時には家を出るんだよ。

という約束をしていたら、9時には家を出なければいけない。

たとえ9時5分に家を出て、10時に遊園地に間に合うとしても。

 

その一つ一つを守るべきだと思う自分がいたわけです。

今となっては、ずいぶんと融通が利くようになりましたが、それでも譲れないポイントがたくさんあるような気がしますね。

 

どこかで悲劇のヒロインになりながら、ちょっとした認識のズレが納得できなかったのです。

よほどひねくれた坊主だったんですね。

 

 

騙されると思ってしまう

ルーズな人が周りにいることが多かった。

特に時間に対して、ルーズな人が多かった。

1分でも、1秒でも、、、と僕が神経質になりすぎるのだが、それを満たしてくれる人はいなかったのだ。

 

そこで線を引いてしまえば「誰も約束を守ってくれない」と思ってしまう。

どんどんと人を信じることができなくなってしまってね。

その約束も嘘なんだろう、騙される自分がいるんだろうと、そんなことを思うようになってくる。

 

別にひどいことをされたわけじゃないんです。

追求するレベルやモノサシがちょっと違っただけなんですよね。

そこからどんどん思いもよらぬ方向へ進んでいってしまいました。

 

 

小さなことを信じてみようと思うこと

そんなひねくれた僕にも、良い出会いがあったんですね。

23~4歳の時に働いていた職場の先輩。

こんなひねくれた、自分が一番だと思っているようなヤツの相手をしてくれました。

たくさん話しを聞いてもらって、たくさんアドバイスしてもらって。

 

僕は非常に頑固だったので、言うことも聞かない。

自分のモノサシが正しいと思っている。

そんな面倒な僕を、コツコツと導いてくれたんですね。

自分の中で、何が変わったのかは分からないけれど、歩み寄ってもいいかなぁと思うようになりました。

 

まぁ、そんな穏やかなモノではなく「しょーがねぇから、お前の言うこと、ちょっとだけ聞いてやるよ」

と、調子に乗っていましたね、振り返ってみると。

 

 

間口を広げてみる

上から目線で、ちょっとだけ間口を広げてみたんです。

いや、あの頃はまだまだ僕も若かった。

 

間口を広げてみると、、、、なんということでしょう。

見える世界が変わってきたわけです。

 

自分が一番だと思ってきた世界も、そうじゃない。

周りの人をしっかりと見ることができて、理解することができた。

 

その先輩に何を言われたかと言えば

「そんなネガティブなこと言ってたらダメだよ、楽しんでいこう、楽しんで」

と言われただけ。

 

自分では、自分のことをネガティブだなんて思っていなかったから。

全くもってこの言葉を受け入れることができなかった。

けれども、あまりにもしつこい、毎日毎日、顔を見るたびに言うわけです。

だから僕が折れてあげたんですよ。

 

でも、それが、僕の考え方を大きく変えるキッカケになったんですけどね。

 

 

信じたあとは行動するだけ

ちょっとだけ、ポジティブになってもいいかなぁと。

まだまだネガティブだったのかぁと、思っていたので、間口を広げて信じることにしました。

 

その次に言われたことは、「ついてる」だとか「絶好調」だとか、そういう意識を植え付けられるわけです。

幸いなことに、宗教家でもなく、教材を売りつけられることも無く。

ただ、ちょっと面倒くさい先輩の話を聞くだけでよかったのは「ついてた」んだと思います。

 

乗りかかった船みたいなものです。

「ついてる」のかな、「絶好調」なのかなと思いながら毎日過ごしてたら、見える世界が変わるんですね。

 

自分でも180度方向が変わったと実感しています。

その先輩が、しつこく指導してくれなければ、今の僕はもっともっと沈んだ人になっていることでしょう。

 

 

僕には良い結果が待っていた

そうやって、ちょっとくらい信じてあげてもいいかなぁと間口を広げたことで、人生が変わった。

 

それからというものは、できるだけ相手の言ったことを受け止めてみようと思っている。

コスト的なこと、時間的なことで実現しないこともあるだろう。

が、そうでないときは、できるだけやってみようと思うのだ。

 

今回の「ピアノの森」もその一つ。

5月の終わりの出来事、ガチオリンピックというブログを書いている、るってぃさんが開口一番でオススメしてくれた。

真剣にオススメしてくれたらさ、一度は読んであげてもいいかなぁって思うじゃん。

 

そうやって、相手のことを少しずつ信じてみることで、新しい世界に飛び込むことができるんです。

オススメしてもらってなかったら「ピアノの森」も読まなかったし、この話に感化されることもなかった。

久しぶりに徹夜で漫画を読むことも無かったし、明け方まで泣いている自分もいなかっただろう。

 

そういった「今までの僕」にないモノを与えてくれるのは、周りにいる仲間、友人、パートナーだったりする。

だからこそ、間口を広げて相手の言葉を受け入れようと思うのだ。

 

徹夜で眠いけれど、久しぶりにドキドキする感覚、こみ上げてくる思いを感じることができた。

あのときの言葉を信じてよかったと思っている。

オススメしてくれた漫画を読んでみてよかったと思っている。

 

だからこそ、これからも少しずつではあるが、いろいろな人を信じてみようと思うのだ。

 

ピアノの森(1) (モーニングコミックス)

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